2023年12月24日
【師走の稽古】その二
冬至が過ぎ、冷たい日が続きます。月釜が終わり一息つく間もなく、茶中初釜の稽古に励んでいます。12月後半はクリスマスのしつらえで。

菓子は《雪華》。清水の竹翁堂製です。

床は《天使の翼》。フランスの教会に置かれていた等身大の天使像のものだそうです。

真鍮の燭台を花入に見立てました。花は椿《ことじ》です。

待合には時祷書《東方三博士の礼拝》を掛けました。15世紀のフランス、ルーアンで制作されたものとか。羊皮紙に細密に描かれ、数百年経っているとは思えないほど色彩も鮮やかです。
社中初釜は1月6日、7日です。両日とも午前と午後に1席ずつ設けました。7日は午前、午後ともまだ余裕がありますので、参加希望の方はお申し込み下さい。
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