2025年05月21日
稽古茶事 2025
4日間の稽古茶事が始まりました。

割稽古では空の煮物椀でしたが、本番は鱧真薯です。


自分で切った灰形で初炭手前。


縁高の扱いは何度も稽古しました。



和気あいあいとした一献。お酒には《志太泉》を選びました。


菓子は《夕蛍》。清水の竹翁堂製です。


緊張感のある後座の濃茶。
亭主役は前日から準備し、当日も自ら用意した花を入れてもてなしました。正客を意識してしつらえを整えるなど、稽古とはいえ、お互いを思いやる一座建立の気持ちが感じられ、余韻が残りました。
亭主役の感想は「濃茶でお客様との一体感を覚えました」「正客が喜んでくれて大変嬉しかった」「達成感がありました」など。今回の稽古を通してさらに力を付けたように思います。早くも来年の稽古茶事の亭主を希望する方もおり、嬉しいかぎりです。最後の一回は25日。反省点を活かしつつ臨むつもりです。
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