2023年12月29日
【師走の稽古】その三
穏やかで過ごしやすい年の瀬です。昨日は今年最後の稽古でした。




待合の《凩》は拙作。古い丹波布を使って表装しました。

菓子は《寒椿》。富士市の田子の月製です。

掛軸は十一面観音の摺仏。當麻寺護念院に伝来した鎌倉時代の版木より刷り出したものです。慈悲深い表情でこの時期に会いたくなります。

椿《白比咩》を一重切の竹花入に。花入の銘は《千秋楽》。清水徳川家第5代当主、徳川斉彊公の自作です。

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