2024年12月25日
【師走の稽古】その三
暖かで穏やかなクリスマスを迎えました。クリスマスにちなんだしつらえは初めて見る方には衝撃的なようです。

菓子は《聖夜》。清水の竹翁堂製です。

床は《天使の翼》。フランスの教会に置かれていた等身大の天使像のものだそうです。緑と金の彩色が良く残っています。


社中初釜は1月19日にクリエート浜松で催します。午前と午後に1席ずつ設けました。午前はあと若干名入れます。参加希望の方はお申し込み下さい。



花は椿《白比咩》。花入に見立てた燭台に。

待合には時祷書を掛けました。15世紀にフランス、ルーアンで制作されたものとか。羊皮紙に《東方三博士の礼拝図》が細密に描かれ、数百年経っているとは思えないほど色彩も鮮やかです。今夏、国立西洋美術館で時祷書の展覧会があり、多くの時祷書を熟覧する機会がありました。
社中初釜は1月19日にクリエート浜松で催します。午前と午後に1席ずつ設けました。午前はあと若干名入れます。参加希望の方はお申し込み下さい。
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