2024年12月14日
【師走の稽古】その一
教室前の銀杏が落葉し、黄色の絨毯のようです。


掛軸は十一面観音の摺仏。當麻寺護念院に伝来した鎌倉時代の版木より刷り出したものです。圧倒的な迫力ですが、表情には慈悲深さを感じます。


椿《白比咩》を一重切の竹花入に。花入の銘は《千秋楽》。清水徳川家第5代当主、徳川斉彊公の自作です。《千秋楽》の文字はとても丁寧に書かれています。


待合の《凩》は拙作。古い丹波布を使って表装しました。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。