2024年12月04日
明恵上人『夢記』その後

心待ちにしていた書籍が刊行されました。『増補改訂版明恵上人夢記訳注』です。

『夢記』は鎌倉時代の華厳僧、明恵坊高弁が40年にわたって書き留めた夢の記録。わずか5行ですが、我が家にもその断簡があり、昨年12月の月釜で本席に掛けました。今年に入って創価大学の前川健一先生が調査にお越しになり、この度、『増補改訂版明恵上人夢記訳注』に掲載されました。我が家の断簡が研究者の方々のお役に立てれば、幸いに思います。
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