2023年11月30日
【霜月の稽古】その四
11月も気がつけば晦日。教室前の銀杏が落葉し、朝には歩道が一面黄色になっています。

菓子は《栗きんとん》。京都の老松製です。

床の間の掛物は浜松市認定文化財、賀茂真淵の懐紙。真淵が田安宗武の四十賀に参列した折、葵の紋が入った羽織を贈られ、その感動を詠んだものです。11月の出来事なので、毎年この時期に掛けています。

椿《仙寿》を古銅の花入に。薄桃色の花は《千羽鶴》とよく似ています。

月釜の稽古は大詰めを迎えました。新年の社中初釜の稽古も始まっています。
裏千家の月釜は12月10日(日)松韻亭広間にて。受付時間は10時30分~15時30分、茶券代は750円となっています。
社中初釜は1月6日(満席)・7日とも教室にて。午前の部は9時30分~12時、午後の部は14時~16時30分。参加費は5,000円です(濃茶・薄茶・点心付)。皆様のご参加をお待ちしております。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。