2024年11月12日
【霜月の稽古】その一
開炉の準備が整い、風炉への思いを残しつつ炉の稽古が始まりました。

今年は稗(ひえ)を使った善哉をお出ししました。器は輪島の箱瀬淳一氏の作です。


掛軸は江戸時代の禅僧、盤珪永琢の筆による《棒頭開正眼》。炉開に掛けたい一行です。

花は桔梗と杜鵑。煤竹の円窓切尺八花入に。拙宅の椿は蕾がまだ固く、登場するのはまだ先になりそうです。

待合には渡辺公観筆の絵短冊《払子図》を掛けました。
11月26日(火)、浜松市茶室松韻亭の立礼席にて呈茶当番を務めます。お時間がございましたら、お立ち寄り下さいませ。
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