2024年03月03日
【弥生の稽古】その一
弥生に入ったというのに連日冷たい風が吹いています。

菓子は《手まり》。新居町のまんじゅや製です。

床ノ間には池玉瀾筆の《山水図》を掛けました。杖をつきつつ山道を往く老人や牛の背に揺られて柳の下を通る童が描かれ、何とものんびりとした気分になってきます。池玉瀾は江戸時代の文人画家、池大雅の妻で、自らも絵をたしなみました。

花は椿《余呉の湖》。花水木を添えて上野焼釜の口窯の砧に入れました。

待合の掛物は芳賀幸四郎氏の一行《松老雲閑》です。
3月は所用により稽古のお休みが多くなります。稽古日をご確認の上お申し込みください。
【終日お休み】11日~14日・18日~20日
【午前お休み】 7日・29日
【夜のみ可】 5日・6日・8日・20日・27日・28日
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