2024年02月04日
【如月の稽古】その一
今日は立春。冷たい一日でした。二月前半は節分の趣向で《鬼》尽くしです。

名古屋の鶴舞公園で拾った種から育てた椿を《鬼の爪》に入れてみました。この花器、実は大木まわし(土佐鶴)という民具です。

床の間の掛物は幕末に活躍した曹洞宗の禅僧、大円仏通筆の《棒図》。迫力のある運筆で、書き添えてある言葉も激しい。

菓子は《初音》。清水の竹翁堂製です。

大津絵《鬼の念仏》を待合に。


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