【如月の稽古】その三
暖かな一日。二月も晦日です。
拙宅の椿を漆桶に。花束を意識してみました。
待合は大津絵《菅公図》。毎年、菅原道真公の命日に近い2月下旬に出しますが、大宰府に流されても自らの正義を貫いたその姿勢が期せずして床ノ間の一行と重なりました。
床の一行は大徳寺大仙院の尾関宗園和尚による《従流志不変》です。
菓子は《寒椿》。磐田市の福田入河屋製です。
5月の稽古茶事はすでに多くのお申し込みをいただいております。つきましては、客の参加枠を各日とも2~3名ずつ増やしました。この機会に茶事を経験し、茶の湯の愉しみに触れてみてはいかがでしょうか。ご参加、お待ち申し上げます。
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