【葉月の稽古】その一

うえまつ茶道教室

2024年08月14日 20:36

暑さとの格闘の毎日。お盆休みも大勢の皆様にお越しいただいております。

菓子は《銀河》。拙作です。

木槿を曽呂利の花入に。

床の間の掛物は《曲成》。奥山方広寺の大井際断老師に揮毫していただいたものです。『周易』の一節「万物を曲成して遺さず」を典拠とし、柔軟かつ強靱な生き方を表しています。

待合には江戸時代後期の浮世絵師、蹄斎北馬の《夕立図》を掛けました。気だるい夏の午後、急に降り出した夕立の様子を軽妙な筆づかいで描いています。







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