【茶事】その二
日曜日、師匠をお迎えして茶事を催しました。常日頃大変お世話になっており、特に昨年12月の月釜では並々ならぬお力添えを賜りましたので、感謝の気持ちを込めた一会です。
菓子は清水の竹翁堂製。濃いめの色のきんとん、粒餡で作っていただき、《春爛漫》と名づけました。
花は都忘れと茶事当日に咲いた白山吹。革袋を模した古墳時代の須恵器に。
伊予芦屋釜と宗元作の眉風炉、志戸呂焼の水指には文化11年(1814年)の年号が刻まれいます。茶入は古瀬戸小肩衝、銘は《玉簾》。弘前藩の津軽家伝来品です。
先月から拙宅にて催した三回の茶事、お客様の喜ぶ笑顔は何よりのご褒美です。しかしながら反省点も多く、今後に活かしつつ日々の精進を心に誓いました。
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