【弥生の稽古】その三
連日の寒さと強風にうららかな陽気が待ち遠しくなります。
菓子は《うららか》。清水の竹翁堂製です。
鶴舞公園で拾った種から育った椿がひっそりと咲いていました。土佐水木と合わせて煤竹円窓切の花入に。
掛軸は《一山行尽一山青》。唐時代の詩人、羅鄴(らぎょう)が旅の途中で詠んだ詩の一節です。奥山方広寺の大井際断老師に揮毫していただきました。今月は旅箪笥を使った稽古をしています。
待合には明治初期に活躍した狩野勝川(雅信)の《胡蝶図》を掛けました。
見学にお越しになった方が早速ご入会下さいました。ありがとうございます。新年度から稽古を始めたい方、まずはお気軽に見学にお越し下さい。見学のお申し込みはメールにて承ります。
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