【睦月の稽古】その四

うえまつ茶道教室

2024年01月28日 22:17

西風の冷たい日が続きましたが、今日はホッとする穏やかな一日でした。

菓子は《福は内》。清水の竹翁堂製です。思わず笑みがこぼれます。

花は椿《白比咩》。咲き終わったと思っていたら陰に隠れていた最後の一輪。花水木を添えて上野焼釜の口窯の砧に入れました。

床の間の掛物は宇治平等院の釣鐘の拓本。舞い降りてきた天人が空中を漂い、ひらりとした衣も見事です。

大口周魚の和歌を待合に。「冬橋」と題して宇治橋を詠み、平等院鳳凰堂の屋根を描き添えています。




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