うえまつ茶道教室
【神無月の稽古】その三
うえまつ茶道教室
2023年10月19日 21:56
10月も後半になり、秋の風情を愉しんでいます。
菓子は《稲穂》。東京の塩瀬製です。桂皮がほんのり利いています。
床の間には賀茂真淵の懐紙を掛けました。延享元年(1744年)9月13日、橘枝直の邸宅で催された十三夜の観月会で詠んだ和歌です。「十三夜の月も今年かぎりかも」と感傷的な気持ちをストレートに表現している気がします。今年の十三夜は10月27日。
桔梗・藤袴を上野焼釜の口窯の砧に入れました。
待合には鈴木松年筆の短冊《月図》を。
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