はまぞう › うえまつ茶道教室

  

2025年03月30日

【弥生の稽古】その二

植物が勢いよく生長しています。桜もあっという間に咲き出しました。門出の季節にちなみ、今月は旅箪笥を使った稽古を行いました。

菓子は《初桜》。岡山の廣榮堂製です。

こちらは《桜の園》。名古屋の美濃忠製。

掛軸は《一山行尽一山青》。唐時代の詩人、羅鄴(らぎょう)が旅の途中で詠んだ詩の一節です。奥山方広寺の大井際断老師に揮毫していただきました。

花は椿《崑崙黒》と桑。煤竹の円窓切に。

待合には明治初期に活躍した狩野勝川(雅信)の《胡蝶図》を掛けました。

5月に予定している稽古茶事はおかげさまで4日間とも満席となりました。ありがとうございます。4月中旬より割稽古を始めていきたいと思います。


  

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2025年03月11日

【弥生の稽古】その一

三寒四温、少し寒くても春色の着物や帯を選びたい気分です。

菓子は上巳の節句にちなんだ《ひちぎり》。清水の竹翁堂製です。

ようやく咲いた貝母と椿《玉之浦》を曽呂利に入れてみました。


床の間には池玉瀾筆の《山水図》を掛けました。杖をつきつつ山道を往く老人や水牛の背に乗る少年、樹齢を重ねた松が描かれ、何とものんびりとした気分になってきます。池玉瀾は江戸時代の文人画家、池大雅の妻で、自らも絵をたしなみました。

待合の掛物は芳賀幸四郎氏の一行《松老雲閑》です。

今月後半の研究会に向けて平花月の稽古を行っています。平花月は稽古するほどに新たな気づきがあり、茶の湯に大切なことが含まれていると実感します。






  

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2025年02月28日

【如月の稽古】その三

暖かな一日。二月も晦日です。

拙宅の椿を漆桶に。花束を意識してみました。

待合は大津絵《菅公図》。毎年、菅原道真公の命日に近い2月下旬に出しますが、大宰府に流されても自らの正義を貫いたその姿勢が期せずして床ノ間の一行と重なりました。

床の一行は大徳寺大仙院の尾関宗園和尚による《従流志不変》です。

菓子は《寒椿》。磐田市の福田入河屋製です。

5月の稽古茶事はすでに多くのお申し込みをいただいております。つきましては、客の参加枠を各日とも2~3名ずつ増やしました。この機会に茶事を経験し、茶の湯の愉しみに触れてみてはいかがでしょうか。ご参加、お待ち申し上げます。


  

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2025年02月18日

稽古茶事ご案内

拙宅の椿が次々に可憐な花を咲かせています。

今年は花が大きく、白い縁取りも鮮やかな《玉之浦》。

ほんのり薄いピンクの花びらは厚みがあり、花芯も端正な《千羽鶴》。

今年も教室にて稽古茶事を行います。茶事の流れや懐石料理のいただき方など丁寧に指導します。茶事の経験がない方でもご参加いただけます。この機会に美しい所作を身につけてみませんか。

【日 時】 5月16日(金)・17日(土)・18日(日)・25日(日) 11時~15時
【定 員】 各日6名 
【参加費】 7,000円

亭主・正客のご希望がありましたらお申し出下さい。


  

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2025年02月14日

【如月の稽古】その二

からっ風が吹きつけて厳しい寒さが続いています。如月の前半は節分にちなんだ趣向でした。

花入は古琉球の徳利。その姿から《鬼の腕》とも呼ばれています。拙宅で満開の椿《玉之浦》と白梅を入れてみました。

菓子は《下萌え》。名古屋の両口屋是清製です。

床の間の掛物は幕末に活躍した曹洞宗の禅僧、大円仏通筆の《棒図》。迫力のある運筆で、書き添えてある言葉も激しい。社中では言葉の捉え方が人によって異なり、それぞれ語ってくれるのを楽しく聞いていました。

待合は初午にちなみ、中島華鳳の《稲荷図》を掛けました。画中の干支によると、昭和4年(1929年)の初午の日に描いたようです。


  

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2025年02月10日

茶事

先週、茶事にお招きいただきました。

裏千家学園研究科で共に学んだ朋友と一年に一度の茶事。今回の席は千葉市の圓福寺です。

厳寒の日、雪こそ降りませんでしたが、手焙りは嬉しいご準備です。

大炉のしつらいには驚かされました。初炭所望です。

薄茶は花月で。最後まで変化に富んでいました。

今回、圓福寺のご住職様には大変お世話になりました。そして、ご亭主はこの日のために準備を整えられ、ありがたく思います。大いに盛り上がった一日はバトンを大阪に渡し、締めとなりました。


  

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2025年02月02日

【如月の稽古】その一

今日は節分。

菓子は薯蕷饅頭《福はうち》。清水の竹翁堂製です。愛嬌のあるお多福の中は紅餡です。


  

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2025年01月31日

【睦月の稽古】その四

催しが盛り沢山だった睦月も晦日を迎えました。

菓子は《椿餅》。名古屋の川口屋製です。ふわっとした柔らかな羽二重餅が餡をくるんでいます。

床の間には江戸時代中期の真言僧、契沖の懐紙を掛けました。《冬月》と題し、雲のない冬の夜、山の稜線から月が昇るのを待ちわびる情景が詠まれています。

拙宅で咲き始めた椿《千羽鶴》と木瓜を煤竹の円窓切に。

待合には小西福年筆の《雪中閑居図》を合わせてみました。


  

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2025年01月27日

茶会ボランティア

昨日、介護老人福祉施設浜松中央長上苑で新年茶会を催しました。外に出掛けることがなかなか難しい皆さんに新年の気分を味わっていただこうという趣旨で始まったボランティア活動です。

社中の三名が担当し、一人一人に心を込めてお茶を点て、もてなしました。なかには二服目を所望される方もいらっしゃり、楽しんでいただけたようです。




  

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2025年01月25日

【睦月の稽古】その三

暖かく過ごしやすい日が続いています。

今回の菓子は練切《梅に鶯》。島田市の龍月堂製です。


  

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